天空橋駅

京急空港線と東京モノレールの接続駅


東京モノレール天空橋駅

京急天空橋駅A1出口

令和2年7月3日に新設されたHICity口
【歴史】

 天空橋駅は平成5年9月、かつて羽田空港旧ターミナルビル地下にあった初代羽田駅を移転する形で開業した駅。京急はその年の4月に先行開業している。その当時、まだ京急はこの駅止まりだったので、空港へ行くにはここで必ず東京モノレールに乗り換える必要があった。京急が羽田空港まで開業したのは平成10年11月18日のことである。

 また開業時の駅名は「羽田」だったが、羽田空港駅と間違えて降りてしまう人が多かったため、京急延伸を機に近くを流れる海老取川に架かる人道橋の名前を取って天空橋駅と改称した。この橋は、A2出口を出てすぐのところにある。

【ホーム構造】

 ホームは東京モノレール・京急ともに地下相対式2面2線構造。東京モノレールが地下1階、京急が地下2階で、地図で見るとX字型に交差している。

【改札口・出口】

 東京モノレールの改札口・出口は地上駅舎内にある北口と、地下1階にある「HICity口」の2カ所。京急の改札口は従来の改札口と「HICity口」の2カ所で、いずれも地下1階にある。出口はA1とA2の2カ所がある。

 また、モノレールと京急を結ぶ連絡改札口が、地下1階と地下2階に2カ所ある。そのうち地下2階の改札は京急1番線とモノレール羽田空港行きホームを結んでおり、平日の午前7時〜午前11時の間しか利用できない。通常はここでモノレールに乗り換える必然性がないので、この改札はほとんど新整備場駅へ行く通勤客専用となっている。

【その他特筆事項】

 天空橋駅は羽田空港の敷地内にあり、周囲には消防署があるくらいで駅前は寂しい。しかし海老取川の対岸は住宅街なので、そちらからやってくる利用客はそこそこいる。

・羽田空港旧ターミナルビル跡地を再開発して誕生する「HANEDA INNOVATION CITY(令和2年7月3日開業)」の最寄り駅で、令和2年6月25日に「HANEDA INNOVATION CITY」の副駅名が付与された。また、7月3日より東京モノレール・京急双方に新しい改札口「HICity口」が開設された。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)

駅データ

駅名の読み てんくうばし
開業年月日 京急…平成5(1993)年4月1日 東京モノレール…平成5(1993)年9月27日
所在地 東京都大田区羽田空港1丁目
営業形態 京急、東京モノレールともに直営
1日の平均乗降客数 京急…1万8284人(平成18年度) 東京モノレール…1万1762人(平成16年度)
所属路線 京急…空港線 東京モノレール…東京モノレール羽田空港線
乗り入れ路線 京急空港線 東京モノレール羽田空港線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 京急…KK15
東京モノレール…MO07
のりば案内 京急1番線…空港線下り(羽田空港方面) 次は羽田空港第3ターミナル
京急2番線…空港線上り(品川・横浜・成田空港・印旛日本医大方面) 次は穴守稲荷
モノレール下りホーム…東京モノレール下り(羽田空港第2ターミナル方面) 次は羽田空港第3ターミナル
モノレール上りホーム…東京モノレール上り(モノレール浜松町方面) 次は整備場
発着する速達列車 京急…特急 急行
駅名改称歴 平成10年11月18日、羽田(はねだ)から改称
駅内設備 京急定期券売り場
主な併設施設 なし
主な周辺施設 HANEDA INNOVATION CITY
穴守稲荷鳥居

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 京急… 東京モノレール…

改札内 【京急】
1番線ホーム(B2F)⇔改札階(B1F)
2番線ホーム(B2F)⇔改札階(B1F)

【東京モノレール】
羽田空港方面ホーム(B1F)⇔北口改札階(1F)
浜松町方面ホーム(B1F)⇔北口改札階(1F)
改札外 【京急】
改札階(B1F)⇔地上A1出口

【東京モノレール】
改札が1Fにあるため、不要。

都区内全駅ガイド