羽田空港第3ターミナル駅(京浜急行電鉄)

日本の新しい玄関口の玄関駅・京急編


駅外観 空港の建物とは別棟になっている
東京モノレールと共用

地下2階、1番線ホームに直結する改札

地上2階、到着ロビー階にある2番線側の改札
【歴史】

 羽田空港台3ターミナル駅は、平成22年10月21日、同日にオープンした東京国際空港新国際線ターミナルと同時に開業した駅。開業当初は「羽田空港国際線ターミナル」と名乗っていたが、令和2年3月14日に現駅名へ改称された。

【ホーム構造】

 ホームは相対式2面2線構造で、地下2階にある。ホームの幅は最も広いところで13メートルほどあり、多数の乗客に対応できるようになっている。また、京急の駅では初めてホーム可動柵が設置された。

【改札口・出口】

 改札口はホームごとに存在し、1番線側の改札はホームに直結する地下2階、2番線側の改札は地上2階にある。それぞれのホームは独立しており、ホーム間の行き来はできない。反対側のホームへ行くには、一旦2階まで上ってからまた下りてくるという手順が必要となる。駅の外へ出られる出口は何カ所かあるが、バスやタクシーに乗ったり、駐車場へ行く以外は外へ出ても特に何も無い。

【その他特筆事項】

・第3ターミナルと第1・第2ターミナルの間には誰でも使える無料のシャトルバスが走っているが、一般人は京急で移動すると当然のごとく有料となる。しかし乗り継ぎ客に限り、京急に無料で乗ることができるようになっている。東京モノレールにもこの特例があるが、どちらに乗るかは乗客の自由。

・当駅の接近メロディーには、SMAPの「世界に一つだけの花」が使用されている。


駅データ

駅名の読み はねだくうこうこくさいせんたーみなる
開業年月日 平成22(2010)年10月21日
所在地 東京都大田区羽田空港2丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 データなし
所属路線 京急空港線
乗り入れ路線 京急空港線
徒歩連絡が可能な駅 羽田空港第3ターミナル駅(東京モノレール東京モノレール羽田線)
駅番号 KK16
のりば案内 1番線…空港線下り(羽田空港第1・第2ターミナル行き) 次は羽田空港第1・第2ターミナル
2番線…空港線上り(京急蒲田・品川・成田空港・横浜方面) 次は天空橋
発着する速達列車 エアポート快特 快特 特急 急行
駅名改称歴 なし
駅内設備 なし
主な併設施設 東京国際空港第3ターミナル
主な周辺施設 東京国際空港第3ターミナル

エレベーター情報

改札内 2番線ホーム(B2F)⇔2番線側改札階(2F)
※こちらのエレベーターは30人乗り大型エレベーターが3基ある。
改札外 1番線側改札階(B2F)⇔到着ロビー・2番線側改札階(2F)⇔出発ロビー階(3F)
※こちらのエレベーターは30人乗り大型エレベーターが4基ある。

羽田空港国際線ターミナル駅写真ギャラリー

1番線側改札階(B2F)と到着ロビー(2F)・出発ロビー(3F)を結ぶエレベーター。30人乗りの大型タイプが4基もあり、圧巻である。日本の鉄道駅で、これほどのエレベーターを備えた駅は他にない。2番線ホームにも、同様のエレベーターが3基あり、そちらはホームと2階の改札階を結んでいる。
駅構内3階にある、開業記念に設けられた時計のモニュメント。「飛翔」をテーマにデザインされており、平成22年10月現在、愛称を公募している。どのような名前に決まるだろうか。

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