【歴史】
羽田空港第3ターミナル駅は、平成22年10月21日、同日にオープンした東京国際空港新国際線ターミナルと同時に開業した駅。この駅を開業させるため、東京モノレール羽田線は平成22年4月11日にこの付近の線路を付け替えている。開業当初は「羽田空港国際線ビル」と名乗っていたが、令和2年3月14日に現駅名へ改称された。
【ホーム構造】
ホームは高架相対式2面2線構造で、3階にある。羽田空港アクセスの駅が、初代の羽田駅(平成5年9月27日廃止)も含めて全て地下にあるのに対し、この駅は初めて高架に設けられた。
【改札口・出口】
改札口は、1番線ホームに直結しすぐに出発ロビーに出られる3階の改札と、2階の到着ロビーにある改札の2カ所。ともに、固有の名称は付けられていない。3階の改札からチェックインカウンターまでのアクセスは異常なほど良く、徒歩わずか1分ほどである。駅の外へ出られる出口は何カ所かあるが、バスやタクシーに乗ったり、駐車場へ行く以外は外へ出ても特に何も無い。
【その他特筆事項】
・2階の改札口脇には、びゅうトラベルサービスが運営するJR東日本外国人旅行センターがある。さらにその隣には「大江戸そば」があり、手早く食事をすることも可能。このお店は改札の内外両方から入ることができる。
・第3ターミナルと第1・第2ターミナルの間には誰でも使える無料のシャトルバスが走っているが、一般人はモノレールで移動すると当然のごとく有料となる。しかし乗り継ぎ客に限り、モノレールに無料で乗ることができるようになっている。京急にもこの特例があるが、どちらに乗るかは乗客の自由。
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