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【歴史】
多摩川駅は大正12年、目黒蒲田電鉄が目黒〜丸子(現・沼部)間を開業させたのと同時にできた駅。大正15年には東横線の多摩川〜神奈川間が開業し、昭和2年には渋谷〜多摩川間も開業した。目蒲線が一番早く開業したので、駅の所属は長らく目蒲線だった。
東横線ホームの高架化・目蒲線ホームの地下化は平成8年に完了。平成12年8月には翌月に控えた地下鉄南北線・三田線との直通運転を前に、目蒲線が目黒線と東急多摩川線に再編された。
【ホーム構造】
東横線・目黒線が使用する1〜4番線ホームは高架島式2面4線構造。外側を東横線、内側を目黒線が使用する。東急多摩川線が使用する5・6番線ホームは地下1階で、島式1面2線構造である。高架ホーム・1階改札・地下ホームを結ぶエレベーターも完備している。
【改札口・出口】
改札口は1カ所のみで、出口は東口・西口・南口の3カ所。
【その他特筆事項】
多摩川駅は4回も駅名改称を繰り返した挙句、結局一番最初の駅名に戻ったという稀有な例の駅である。まずはじめは今と同じ多摩川駅として開業したが、わずか3年で丸子多摩川と改称。その後近くに「多摩川遊園地」という遊園地ができると多摩川園前と改称され、さらに昭和52年にはなぜか「前」が外されて多摩川園駅となった。しかし、そのわずか1年半後には多摩川遊園地が閉園され、都立大学駅のような現存しない設備の名がついた駅になってしまった。しばらくはそのまま放置されていたが、目蒲線の再編と同時に「園」を取り、巡り巡って最初の駅名に帰結したわけである。二子玉川駅も、多摩川駅と同じような変遷を辿っている。
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駅データ
駅名の読み |
たまがわ |
開業年月日 |
大正12(1923)年3月11日 |
所在地 |
東京都大田区田園調布1丁目 |
営業形態 |
直営 |
1日の平均乗降客数 |
1万8769人(平成19年度) |
所属路線 |
東急東横線 |
乗り入れ路線 |
東急東横線 東急多摩川線 |
徒歩連絡が可能な駅 |
なし |
駅番号 |
TY09 MG09 |
のりば案内 |
1番線…東横線下り(菊名・横浜・元町・中華街方面) 次は新丸子
2番線…目黒線下り(日吉方面) 次は新丸子
3番線…目黒線上り(目黒・浦和美園・西高島平方面) 次は田園調布
4番線…東横線上り(渋谷・池袋方面) 次は田園調布 5・6番線…東急多摩川線下り(蒲田方面) 次は沼部 |
発着する速達列車 |
東横線急行 目黒線急行 |
駅名改称歴 |
大正15年1月1日、多摩川(たまがわ)から丸子多摩川(まるこたまがわ)へ改称 昭和6年1月1日、多摩川園前(たまがわえんまえ)へ改称 昭和52年12月16日、多摩川園(たまがわえん)へ改称 平成12年8月6日、現駅名へ改称 |
駅内設備 |
なし |
主な併設施設 |
なし |
主な周辺施設 |
多摩川台公園
多摩川園ラケットクラブ跡地 |
エレベーター情報 (バリアフリー達成度 ◎)
改札内 |
東急多摩川線5・6番線ホーム(B1F)⇔改札階(1F)⇔東横線1番線・目黒線2番線ホーム
改札階(1F)⇔目黒線3番線・東横線4番線ホーム(2F) |
改札外 |
改札が1Fにあるため、不要。 |
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