都立大学駅

名前だけ残った、元大学最寄り駅その2


ガード下にある駅出入り口

改札口
【歴史】

 都立大学駅は昭和2年、東京横浜電鉄が渋谷〜丸子多摩川(現・多摩川)間を開業させたのと同時にできた駅。当時の駅名は柿の木坂だったが、その後4回の改称を経て、昭和27年に現駅名に落ち着いた。

【ホーム構造】

 ホームは高架相対式2面2線。ホームと改札を結ぶエレベーターも完備している。

【改札口・出口】

 改札口・出口は1カ所のみで、ガード下に面している。階段・エレベーターも1カ所しかないので、当駅で下車する際はできるだけ横浜寄りの車両に乗車したほうがよい。

【その他特筆事項】

 東京都立大学(現・首都大学東京)は平成3年に八王子市南大沢に移転したが、駅名はそのまま残されている。東京都立大学が首都大学東京と名を変えるまでは、隣の学芸大学駅と同様に、地方からの受験生が間違えてこの駅に降り立ってしまう事態がしばしば起きていた。そのため、平成11年には駅名改称の是非を問う利用者アンケートが実施されが、駅名は今のままでよいという意見が多かったため、結局そのままになっている。

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駅データ

駅名の読み とりつだいがく
開業年月日 昭和2(1927)年8月28日
所在地 東京都目黒区中根1丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 4万7099人(平成19年度)
所属路線 東急東横線
乗り入れ路線 東急東横線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 TY06
のりば案内 1番線…東横線下り(菊名・横浜・元町・中華街方面) 次は自由が丘
2番線…東横線上り(渋谷・池袋方面) 次は学芸大学
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 昭和6年7月25日、柿ノ木坂(かきのきざか)から府立高等前(ふりつこうとうまえ)に改称
昭和7年3月31日、府立高等(ふりつこうとう)へ改称
昭和18年12月1日、都立高校(とりつこうこう)へ改称
昭和27年7月1日、現駅名へ改称
駅内設備 なし
主な併設施設 東急ストア
主な周辺施設 めぐろパーシモンホール
碑文谷警察署
中根公園

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 改札階(1F)⇔1番線ホーム(2F)
改札階(1F)⇔2番線ホーム(2F)
改札外 改札が1Fにあるため、不要。

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