田園調布駅

日本屈指の高級住宅街にある駅 関東の駅百選選定駅


西口にある田園調布駅旧駅舎
現在ではエレベータ乗り場として使われている

本当の駅出入り口はコチラ
上の旧駅舎よりも一段低いところにある
【歴史】

 田園調布駅は大正12年、目黒蒲田電鉄が目黒〜丸子(現・沼部)間を開業させたのと同時にできた駅。当時の駅名は調布駅といったが、大正15年に現駅名に改称している。東横線は昭和2年に乗り入れた。目蒲線のほうが早く開業したので、駅の所属路線は長らく目蒲線だった。

 それからだいぶ時を経て、平成8年には地下化工事が完了。地下鉄南北線・三田線との直通運転を翌月に控えた平成12年8月には、目蒲線が目黒線と東急多摩川線とに再編された。

【ホーム構造】

 ホームは島式2面4線構造で、地下1階にある。外側のホームを東横線、内側のホームを目黒線が使用し、同方向同一ホームでの乗り換えが可能である。目黒線はワンマン運転のため、2・3番線ホームにはホームドアが設けられている。エレベーター完備。

【改札口・出口】

 改札口・出口は1カ所のみで、東口広場に面している。

【その他特筆事項】

 名駅舎として知られた旧駅舎は駅の地下化工事に伴って平成2年に解体されてしまったが、地元の強い要望もあって平成12年1月15日に復元された。もっとも今は駅舎としての機能はなく、低いところにある東口広場と高いところにある西口広場をつなぐエレベーター乗り場として使われている。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)

駅データ

駅名の読み でんえんちょうふ
開業年月日 大正12(1923)年3月11日
所在地 東京都大田区田園調布3丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 3万5709人(平成19年度)
所属路線 東急東横線
乗り入れ路線 東急東横線 東急目黒線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 TY08 MG08
のりば案内 1番線…東横線下り(菊名・横浜・元町・中華街方面) 次は多摩川
2番線…目黒線下り(日吉方面) 次は多摩川
3番線…目黒線上り(目黒・浦和美園・西高島平方面) 次は奥沢
4番線…東横線上り(渋谷・池袋方面) 次は自由が丘
発着する速達列車 東横線急行 目黒線急行
駅名改称歴 大正15年1月1日、調布(ちょうふ)から改称
駅内設備 なし
主な併設施設 東急スクエアガーデンサイト
主な周辺施設 田園調布中央総合病院
宝来公園
玉川浄水場

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 1・2番線ホーム(B1F)⇔改札階(1F)
3・4番線ホーム(B1F)⇔改札階(1F)
改札外 東口駅前広場(改札階)⇔西口駅前広場(復元駅舎)
※改札から東口方面に出る場合は、そのままフラットに出られる。西口方面に出る場合は、階段脇にあるエレベーターを利用すると、復元駅舎のあるところに上ることができる。

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