浜松町駅 元祖・空港への玄関駅
【歴史】 浜松町駅は明治42年に開業した駅。昭和39年に開業した東京モノレールへの連絡駅で、平成10年に京急空港線が全通するまで、鉄軌道による羽田空港アクセスは東京モノレールが独占していた。ライバルの出現により以前よりは乗客が減っているが、それでもなお羽田空港アクセス=モノレールと思っている人は多い。 東京モノレールは平成14年に経営権が日立物流からJR東日本に移り、以降JRはモノレールとの連携の強化を図った。割引切符などの充実を図ったほか、それまでは浜松町駅を通過していた京浜東北線の快速電車も停車するようになった。羽田空港直通列車が発着する浅草線の大門駅も近くにあるため、JRもお客を奪われまいと必死である。 【ホーム構造】 ホームは地上島式2面4線だが、北寄りは築堤上になっている。改札とホームを結ぶエレベーターは南口橋上駅舎にのみ設けられている。 【改札口・出口】 改札口は北口と南口、そして出口専用のモノレールのりかえ口の3カ所。出口は北口のほか、南口からは東芝本社、東京ガス本社方面までの通路が延びている。その通路からはS1〜S5の5カ所の出口がある。地上へ下りられるエレベーターは未設置だが、世界貿易センタービルサウスタワー内にあるエレベーターを利用することができる。(詳細は下記別表参照)。 【その他特筆事項】 浜松町駅の名物と言えば、3・4番線ホームにある小便小僧。鉄道80周年を記念して、昭和27年に設置されたものである。小便小僧の衣装は季節によって変わることが有名だが、着替えを行っているのは「あじさい」というボランティアグループである。衣装のバリエーションは、ハッピ姿、新入生姿、消防士姿、サンタ姿など多岐にわたっている。彼が裸のままでいることはまずない。 周辺地図はコチラ(詳細) (広域) |
駅データ
駅名の読み はままつちょう 開業年月日 明治42(1909)年12月16日 所在地 東京都港区海岸1丁目 営業形態 直営 1日の平均乗降客数 30万6992人(平成19年度)
※JRの乗降客数は、公式発表の乗車人員客数(降車客は含まない)を単純に2倍にしたもの所属路線 東海道本線 乗り入れ路線 [戸籍上]
東海道本線
[便宜上]
山手線 京浜東北線徒歩連絡が可能な駅 大門駅(都営浅草線、大江戸線)…乗換可能駅です
モノレール浜松町駅(東京モノレール)…同じ駅ですが、厳密に言うと駅名が違います
竹芝駅(ゆりかもめ)…北口を出て東へ約300メートル駅番号 スリーレターコード…HMC
JK23 JY28のりば案内 1番線…京浜東北線北行き(赤羽・大宮方面) 次は新橋(快速は東京)
2番線…山手線内回り(東京・上野方面) 次は新橋
3番線…山手線外回り(品川・渋谷方面) 次は田町
4番線…京浜東北線南行き(横浜・大船方面) 次は田町発着する速達列車 京浜東北線快速 駅名改称歴 なし 駅内設備 みどりの窓口 主な併設施設 なし 主な周辺施設 世界貿易センタービル
旧芝離宮恩賜庭園
増上寺
港区役所
芝メルパルクホール
四季劇場
東京ガス本社
東芝本社
文化放送本社
改札口情報
南口 | 橋上駅舎内、ホーム中ほどの階段を上った先にある改札。ホーム行きエレベーターあり。 |
北口 | 高架下、ホーム新橋寄りの階段を下りた先にある改札。大門駅はコチラ。 |
モノレールのりかえ口 | 橋上駅舎内、南口の西側にある改札。東京モノレールへの乗換はコチラ。平成15年7月19日に設置されてから長らくはJR→モノレールの一方通行だったが、平成30年3月17日から相互通行が可能となった。 |
エレベーター情報 (バリアフリー達成度 △)
改札内 | 1・2番線ホーム(1F)⇔南口改札コンコース(2F) 3・4番戦ホーム(1F)⇔南口改札コンコース(2F) |
改札外 | 南口橋上駅舎と地上を結ぶエレベーターが必要だが、未設置。モノレール乗り換えの場合は平行移動のみで可能。
令和2年7月3日、南口からつながるS5階段(金杉橋口)横に「世界貿易センタービルディングサウスタワー」に直結する通路が供用開始された。これによってサウスタワー内のエレベーターが使用可能になり、駅の外からホームまでのバリアフリールートが確立されている。 |