都立家政駅

昔の学校名が残っている駅


1番線側の南口。駅事務室はコチラ

2番線側の北口
【歴史】

 都立家政駅は昭和2年、西武村山線(西武新宿線の前身)高田馬場(仮)〜東村山間の開業と同時にできた駅。当時の駅名は府立家政駅と言ったが、昭和18年に東京府が東京都になったときに現在の駅名に改称された。

【ホーム構造】

 ホームは地上相対式2面2線構造。各ホームは地下道で結ばれている。

【改札口・出口】

 改札口・出口は、1番線側の南口と2番線側の北口(6時45分〜21時半)の2カ所。駅事務室は南口にある。

【その他特筆事項】

 駅名の都立家政とは、旧東京都立中野家政女学校のこと。現在の都立鷺宮高等学校の前身である。その都立中野家政女学校が廃止されたのは昭和21年3月のことだったが、それから約60年経った今でも駅名はそのまま残っている。地域名として定着しているので、特に駅名を変えようという動きはないようだ。同様の例は都立大学駅学芸大学駅など。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)

駅データ

駅名の読み とりつかせい
開業年月日 昭和12(1937)年12月25日
所在地 東京都中野区鷺宮1丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 1万7166人(平成18年度)
所属路線 西武新宿線
乗り入れ路線 西武新宿線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 SS08
のりば案内 1番線…新宿線下り(所沢・本川越方面) 次は鷺ノ宮
2番線…新宿線上り(西武新宿方面) 次は野方
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 昭和18年7月1日、府立家政(ふりつかせい)から改称
駅内設備 なし
主な併設施設 なし
主な周辺施設 南蔵院
ピーコック

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 地下道にエレベーターは付いていないが、改札がホームごとにあるので必ずしも必要ではない。しかし、北口改札の営業時間が6:45〜21:30に限定されているため、完全バリアフリー化のためには北口改札の営業時間を始発から終電までに延ばす必要がある。
改札外 改札が1Fにあるため、不要。

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