北口 |
南口 |
バスロータリーのある西口 |
1階から4階まで吹き抜けになっている駅ビル内部 |
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【歴史】
成城学園前駅は、昭和2年の小田急小田原線全通時に設けられた駅。
【ホーム構造】
ホームは島式2面4線構造で、地下1階にある。ホームと改札階を結ぶエレベーターは完備されている。この駅で緩急接続が図られることが多い。
【改札口・出口】
改札口は、中央改札口と西口改札口の2カ所で、いずれも地上1階にある。出口は北口・南口・西口の3カ所。
【その他特筆事項】
・成城は、田園調布と肩を並べる高級住宅街として有名な街。駅北側には、駅名の通り成城大学をはじめとして附属の小・中・高等学校がある。西武池袋線の大泉学園駅と違い、コチラは駅ができたときからちゃんと学園が存在していた。
・地下トンネルの喜多見側出口付近からは、小田急喜多見基地への線路が分岐している。そのため、上下ともに一部列車には成城学園前止まりのものがある。
・成城学園前駅は、これまでに複々線化された駅のうちで唯一地下化(実際には掘割にフタをしただけ)された駅である。高架化に反対する人々の中にはその理由を「成城が高級住宅街だから、金持ちにおもねったのだ」と言う者もいるが、これは間違い。実際の理由は、成城学園前から喜多見にかけての高低差を緩和するためである。成城付近は高台にあるため、地上時代は喜多見までの下り勾配がきつかったが、成城学園前を掘割にし、喜多見を高架化することでこの勾配がほとんど解消された。事実、喜多見駅高架ホームと成城学園前駅地下ホームの標高差はほとんどない。
・平成18年9月29日に、駅ビル「成城コルティ」がオープンした。4階建ての駅ビルで、スーパーマーケットや飲食店のみならず、英会話スクールやフィットネスジム、保育園までが入居している。4階には「雑木林の丘」「オリーブの庭」という二つの屋上庭園があり、よく晴れた空気の澄んでいる日には富士山を望むこともできる。駅ビルは1階から4階まで吹き抜けで、天井がガラスでできているため、非常に開放的で明るい雰囲気である。
・成城学園前駅には特急列車が停まらなかったが、平成20年3月15日より千代田線直通特急が停車するようになった。
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