西口。写真右手が東武ストア、左手がトスカ西館 |
トスカ東館が入る東口。上層階は住宅になっている |
西新井駅構内にある、大師前駅の改札口 |
|
【歴史】
西新井駅は、東武鉄道が明治32年に北千住〜久喜間を開通させたのと同時に開業した駅。昭和6年12月20日には、西板線として大師前までの路線が開業した。大師線が西板線と名乗っていた理由は、当初の計画では東上線の上板橋まで建設されるはずだったからである。
【ホーム構造】
ホームは地上島式3面6線構造。一番西が1番線、一番東が6番線である。緩行線と準急線の乗換は同方向同一ホームで行えるので非常に便利である。ホームと改札階を結ぶエレベーターは、平成17年3月31日に全ホームに設置された。
【改札口・出口】
改札口は1カ所のみで、橋上駅舎内にある。出口は西口と東口の2カ所で、いずれの出口にも併設する商業施設内に地上へ下りるエレベーターも備えている。また、大師線ホームへ下りる手前には大師前駅の改札がある(詳細は特筆事項参照)。
【その他特筆事項】
・西新井駅でもっとも特筆すべきは、やはり大師線ホームである。2両編成対応の短い島式ホームだが、このホームへ降りる手前に大師前駅の改札と切符売り場があるのだ。大師前駅は無人駅で切符の販売も行っていないため、乗客は切符を買わずに電車に乗り、西新井駅に来てから切符を買うことになる。
それとは逆に、西新井から大師線に乗る場合は、ここの改札であらかじめ切符が回収されてしまう。よって大師線は、定期券乗車客以外はみんな切符を持たずに乗るという、極めて珍しい路線なのである。
・西新井駅の梅島方には東武鉄道西新井工場があったが、平成16年3月いっぱいで閉鎖されてしまった。
周辺地図はコチラ(詳細) (広域) |