旗の台駅

2つの駅がドッキングしてできた立体交差駅


東口2番線側の駅舎 駅事務室はコチラにある

東口1番線側の駅舎

大井町線ホームの下にある南口
【歴史】

 旗の台駅は、昭和2年7月6日に目黒蒲田電鉄大井町線の駅として開業した東洗足駅と、同年8月28日に池上電気鉄道の駅として開業した旗ヶ岡駅を、昭和26年5月1日に移転統合させてできた駅。まず同年3月1日に東洗足駅を現在地に移転した上で現駅名に改称し、その2カ月後に旗ヶ岡駅を統合するという手順を踏んだ。

 当初から2路線の交点に駅が設けられなかったのは、目黒蒲田電鉄と池上電気鉄道がライバル関係にあったため。

【ホーム構造】

 旗の台駅は池上線が下、大井町線が上を走る立体交差駅である。池上線が地上相対式2面2線構造、大井町線が高架島式2面4線構造である。大井町線ホームは、平成19年5月27日より暫定的に外側の2線のみを使用してきたが、急行運転が開始された平成20年3月28日から全てのホームが使われるようになった。池上線ホームの構内踏切は廃止されたが、大井町線ホームを介してつながっているので完全分離にはなっていない。平成18年3月25日まで、大井町線ホームは相対式2面2線構造だった。

【改札口・出口】

 改札口・出口は池上線ホーム直結の東口(1番線・2番線にそれぞれある)・南口の3カ所。かつて、大井町線旧4番線ホームの二子玉川寄り先端部に北口もあったが、ホーム改良により平成18年3月26日に閉鎖された。エレベーター・エスカレーターは、1F通路と大井町線ホームを結ぶものが整備されている。4基設けられているので、池上線のどちらのホームからでもエレベーターでの移動が可能である。

【その他特筆事項】

 大井町線の高速化工事に併せて行われた大井町線ホームの改良工事中は、平成20年3月28日に完了した。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)


駅データ

駅名の読み はたのだい
開業年月日 昭和2(1927)年7月6日
所在地 東京都品川区旗の台2丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 3万2991人(平成19年度)
所属路線 東急池上線
乗り入れ路線 東急池上線 東急大井町線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 IK05 OM06
のりば案内 1番線…池上線下り(蒲田方面) 次は長原
2番線…池上線上り(五反田方面) 次は荏原中延
3・4番線…大井町線下り(大岡山・二子玉川・溝の口方面) 次は北千束
5・6番線…大井町線上り(大井町方面) 次は荏原町
発着する速達列車 大井町線急行
駅名改称歴 大井町線側…昭和26年3月1日、東洗足(ひがしせんぞく)から改称
池上線側…昭和26年5月1日、旗ヶ岡(はたがおか)から改称
駅内設備 東急定期券売り場
主な併設施設 なし
主な周辺施設 昭和大学旗の台キャンパス
昭和大学病院

改札口・出口情報

東口(1番線ホーム) 1F、池上線1番線ホームに直結する改札。
東口(2番線ホーム) 1F、池上線2番線ホームに直結する改札。駅長事務室や定期券売り場はコチラにある。
南口 1F、大井町線ホーム二子玉川寄りの階段を下りたところにある改札。ホーム行きエレベーターあり。

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 東口改札・池上線1番線ホーム階(1F)⇔大井町線3・4番線ホーム(2F)
東口改札・池上線1番線ホーム階(1F)⇔大井町線5・6番線ホーム(2F)
南口改札・東口改札・池上線2番線ホーム階(1F)⇔大井町線3・4番線ホーム(2F)
南口改札・東口改札・池上線2番線ホーム階(1F)⇔大井町線5・6番線ホーム(2F)
改札外 改札は全て1Fにあるため、不要。

旗の台駅写真ギャラリー

旧南口駅舎。かなり古い駅舎だったが、高架化工事に伴って解体された。
大井町線ホームが相対式ホームだった頃、旧4番線ホームの二子玉川寄り先端部にあった北口改札。かなり簡素な造りだった。平成18年3月26日閉鎖。

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