表参道口新駅舎東口 |
表参道口新駅舎西口 壁面緑化が施されている |
新駅舎と旧駅舎の位置関係 |
大正13年建築の旧表参道口 |
旧駅舎やや斜めからのアングル |
竹下通り最寄りの竹下口 |
駅北側にある宮廷ホーム入り口 普段は固く閉ざされている |
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【歴史】
品川〜赤羽間が日本鉄道によって開通したのは明治18年だが、原宿駅と代々木駅は明治39年のほぼ同時期(代々木駅は9月23日)に開業した駅である。
【ホーム構造】
ホームは東向きの片面ホームが2面並列した2面2線構造。令和2年3月20日までは島式1面2線構造だったが、翌3月21日から現在の構造となった。。付近の地形が傾斜しているため、南側は掘割内、北側は築堤上となっている。現2番線ホームは元々、正月などに使用される片面の臨時ホームだった。このホームの駅名標周辺には、「原宿村」というミニチュアの村があったが、改修に伴って撤去されている。
また、原宿駅北側には皇族がお召し列車にお乗りになる際に使用する宮廷ホームがある。平成以降はほとんど使われていないが、昔は頻繁に使われていた。その他に、新型車両の展示会に使われるなど、一般人が立ち入れる機会も極稀にだがあった。
【改札口・出口】
改札口は南側橋上駅舎内にある表参道改札と北側高架下にある竹下口の2カ所で、出口は表参道口駅舎の東口・西口と竹下口の3カ所がある。竹下口は利用客の多さの割に狭く、いつも大勢の乗客で溢れかえっている。
【その他特筆事項】
・旧表参道口の駅舎は、大正13年に建設された都内では現役最古の木造駅舎だった。英国調のハーフティンバー方式という建築様式が採られている。令和2年8月より解体され、防火基準・耐震基準を満たした形で2026年冬頃に復元されることが決まっている。同時に、商業施設もオープンする予定。
・表参道口の新駅舎は、令和2年3月21日より供用を開始した。
・宮廷ホームは大正15年に完成した。大正天皇はここからお召し列車に乗られて葉山御用邸へご静養に出られたが、ついに戻って来られることなく同年12月25日に崩御なされた。宮廷ホームがここに造られた理由は、病弱だった大正天皇を人に見られることなく列車に乗せるためだったと言われている。
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