鵜の木駅

4年に一度の2月29日に開業した駅


元からあった1番線側の駅舎

後から新設された2番線側の駅舎
【歴史】

 鵜の木駅は、目蒲線が全通した大正12年11月1日から約4カ月後の、大正13年2月29日に追加開業した駅。閏年の2月29日開業の駅は、極めて珍しい。当初、駅名の表記は鵜ノ木だったが、昭和41年に「ノ」が平仮名に直された。平成12年8月には、駅の所属が目蒲線から東急多摩川線に変わっている。

【ホーム構造】

 ホームは地上相対式2面2線。上下ホームは完全分離されていて行き来ができないが、トイレは1番線にしかないので注意が必要である。駅長事務室も1番線側駅舎にあるが、遠隔管理を行っているので駅員は無配置。

【改札口・出口】

 改札口・出口はホームごとにある。いずれの出口も蒲田寄り先端部。

【その他特筆事項】

 鵜の木駅のホームは3両分の長さしかない。東急多摩川線は全列車が3両編成なので何の問題もないが、4両編成だった目蒲線時代は停まりきれず、目黒寄り1両がホームからはみ出していた。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)

駅データ

駅名の読み うのき
開業年月日 大正13(1924)年2月29日
所在地 東京都大田区鵜の木2丁目
営業形態 駅員無配置駅
1日の平均乗降客数 1万8469人(平成19年度)
所属路線 東急多摩川線
乗り入れ路線 東急多摩川線
徒歩連絡が可能な駅 久が原駅(東急池上線)…北東へ約500メートル。まっすぐ行ける道はないので注意。
駅番号 TM03
のりば案内 1番線…東急多摩川線下り(蒲田方面) 次は下丸子
2番線…東急多摩川線上り(多摩川方面) 次は沼部
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 なし
駅内設備 昭和41年1月20日、鵜ノ木(うのき)から改称
主な併設施設 なし
主な周辺施設 光明寺

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 ホームごとに改札があるため、不要。段差はスロープで解消されている。
改札外 改札が1Fにあるため、不要。

都区内全駅ガイド