洋風の建物に瓦屋根というお洒落な感じの北口
平成30年5月、開業時の姿にリニューアルされた
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駅ビル併設の南口。上層階は住宅 |
宮本警部を称えるため、交番前に設置された「誠の碑」
事故現場の踏切は写真左手奥にある
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【歴史】
ときわ台駅は、昭和10年に武蔵野常盤駅として追加開業した駅。駅名は現代風だが、これは昭和26年に改称されたもので、意外に古いものである。
【ホーム構造】
ホームは地上島式1面2線構造。北口駅舎へは地下道で、南口駅舎へは跨線橋で結ばれている。南口への跨線橋にはエレベーターも併設されている。
【改札口・出口】
改札口・出口は北口と南口の2カ所で、北口は地上1階、南口は駅ビルの2階にある。南口には、地上へ下りるエレベーターも設置されている。
【その他特筆事項】
・ときわ台駅北側にある常盤台地区は、東武鉄道が昭和初期から開発を手がけた住宅地である。田園調布のような街並を目指して造られたので、ときわ台駅の北口駅舎もそれに見合うような瀟洒な建築様式が採り入れられている。
・平成19年2月6日夜、ときわ台駅構内の線路上において、自殺願望の女性を助けようとした警察官が女性もろとも電車にはねられる事故が起きた。女性は骨折しただけで済んだものの、警察官は頭部に重傷を負って意識不明の状態が続き、非常に残念なことに同月12日に亡くなってしまった。警察官は駅北口にある警視庁板橋警察署常盤台交番に勤務する宮本邦彦巡査部長(享年53 殉職後に警部に特進)で、献身的な勤務態度によって近隣住民から慕われていた人だった。彼の死は大きく報道され、日本中から追悼の声が寄せられた。
平成19年6月16日には、宮本警部を称えるための「誠の碑」が交番前に設置された。赤い球体は宮本警部の魂を表している。設置費用330万円は、全国から寄せられた寄付金で賄われた。
・令和元年11月29日、北口駅舎の東隣に、駅ビル「EQUiAときわ台」がオープンした。
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