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【歴史】
石神井公園駅は大正4年、西武鉄道池袋線の前身である武蔵野鉄道によって開業した駅。当時の駅名は石神井で、昭和8年に現在の駅名に改称された。平成20年頃から高架化工事が開始され、上り線が平成22年2月7日に、下り線が平成23年4月17日に高架化された。
【ホーム構造】
ホームは高架2面4線構造。ホームと改札階を結ぶエレベーターは設置済み。高架化工事本格化前は、ホームと改札は跨線橋によって連絡されていた。
【改札口・出口】
改札口は中央口と西口の2カ所で、出口は中央口改札からつながる南口・北口と西口の3カ所。地上時代は改札も南口と北口で別々になっており、自由通路は設けられていなかった。高架化工事期間中には仮設の地下通路が使用されていたが、この通路はエレベーターも完備された立派なものだった。仮設通路は下り線が高架化された前日の平成23年4月16日をもって閉鎖。西口改札は平成25年3月23日供用開始。
【その他特筆事項】
・石神井公園駅が地上にあった頃、駅の両側にあった踏切は、都内でも有数の「開かずの踏切」として悪名高かった。
・駅名になっている都立石神井公園は、南口を出て徒歩約5分の距離にある。石神井池と三宝寺池という二つの池があり、ボート遊びなどを楽しむことができる。
・南口駅舎は、上下線がともに高架に上がった後もしばらく出入口として利用されていた。平成25年10月現在でも建物はそのまま残されており、銀座コージーコーナーと駅前交番はまだ入居していた。
・平成31年4月から1年間の期間限定で、西武鉄道と「コウペンちゃん」のコラボキャンペーンに伴い、当駅の駅舎駅名標が「しゃくじいコウペンえき」に書き換えられた。
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