京急蒲田駅

現在高架化工事が進む駅


京急蒲田駅新駅舎東口
橋上駅舎時代の東口はコチラ

京急蒲田駅新駅舎西口
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地下改札時代の東口
平成19年12月2日から平成24年10月20日まで使われた

旧西口改札
平成22年2月24日から平成24年10月20日まで使われた
【歴史】

 京急蒲田駅は、京急の最初の区間である六郷橋〜大森停車場(共に現存せず)間の開業とともにできた駅。当初は単に蒲田と名乗っていたが、その後京浜蒲田→京急蒲田と改称された。

【ホーム構造】

 ホームは高架島式2面6線構造。二層構造の高架駅となっており、2階に4〜6番線ホーム、3階に1〜3番線ホームがある。2番線ホームと5番線ホームは、それぞれ3番線ホームと6番線のホームの横浜方にある切欠きホームとなっている。この切欠きホームには当駅止まりや待避を行う一部の普通列車のみが発着する。平成22年5月16日にまず上り線が高架化され、平成24年10月21日に下り線も高架化された。

 高架化以前のホームは1・2番線が島式、3番線が片面の地上2面3線構造だった。空港線の列車は全て1番線ホームに発着していた。

【改札口・出口】

 改札口は中二階にある1カ所のみで、出口は東口と西口の2カ所がある。

【その他特筆事項】

 平成22年5月16日に行われたダイヤ改正以降、エアポート快特が品川〜羽田空港間ノンストップとなって当駅を通過するようになった。地元の大田区はこのダイヤに反発し、対策本部まで設けて見直しを求める事態となった。平成24年10月21日のダイヤ改正でも結局エアポート快特は当駅通過のままとなったが、エアポート快特の本数が半減して通常の快特が増えたため、結果的に停車する列車は増加した。

・平成20年12月11日より、当駅の列車接近メロディにラッツ&スターの「夢で逢えたら」が使用開始された。これは、メンバーの鈴木雅之と桑野信義が大田区出身であることから一般公募によって選ばれた。

・平成30年7月30日から9月17日まで、京急120周年と北斗の拳35周年を記念したコラボ企画「北斗京急周年のキャンペーン」に伴い、当駅の看板や駅名標が「京急かぁまたたたたーっ駅」というものにかけ替えられた。同企画では他にも、上大岡駅が「上ラオウ岡駅」、県立大学駅が「北斗の拳立大学駅」となった。

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駅データ

駅名の読み けいきゅうかまた
開業年月日 明治34(1901)年2月1日
所在地 東京都大田区蒲田4丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 4万6394人(平成18年度)
所属路線 京急本線
乗り入れ路線 京急本線 京急空港線
徒歩連絡が可能な駅 蒲田駅(京浜東北線 東急池上線 東急多摩川線)…西へ約500メートルだが、一本道ではない。
駅番号 KK11
のりば案内 1番線…本線下り(横浜・新逗子方面) 次は雑色 空港線下り(羽田空港方面) 次は糀谷
2番線…本線(普通列車)下り(新逗子・浦賀・三崎口方面) 次は雑色
3番線…本線下り(横浜・三崎口方面) 次は雑色
4番線…本線上り(品川・成田空港・印旛日本医大方面) 次は梅屋敷 空港線下り(羽田空港方面) 次は糀谷
5番線…本線(普通列車)上り・次は梅屋敷
6番線…本線上り(品川・泉岳寺方面) 次は梅屋敷
発着する速達列車 快特 特急 急行
駅名改称歴 大正14年11月、蒲田(かまた)から京浜蒲田(けいひんかまた)へ改称
昭和62年6月1日、現駅名へ改称
駅内設備 京急定期券売り場
主な併設施設 なし
主な周辺施設 ニッセイアロマスクエア
大田区役所
三井ガーデンホテル蒲田
大田区産業プラザPiO
テクノポートカマタ
蒲田総合病院
蒲田警察署
蒲田消防署

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 改札階(M2F)⇔3〜6番線ホーム(2F)⇔1〜3番線ホーム(3F)
改札外 東口・西口(1F)⇔改札階(M2F)

京急蒲田駅写真ギャラリー

箱根駅伝でもおなじみの、第一京浜と京急空港線が交わる蒲(空)第一踏切。交通上最大のネックとなっていた。京急空港線はこの部分のみ単線だったため、ダイヤが乱れるとこの踏切の手前で上り電車が下り電車の通過待ちをしていることがよくあった。高架化完成と同時にこの踏切は廃止された。(平成16年10月撮影)
箱根駅伝開催日は、選手がここを通過する時間帯にできるだけ電車が走らないよう調整する時刻変更が行われていたが、それでも踏切に引っかかってしまうことがあった。
一部ができつつあった頃の京急蒲田駅の高架橋の断面。二層構造となることがよく分かった。(平成20年12月撮影)
平成22年5月16日時点における空港線の高架橋の模様。上を走るのが未完成だった下り線で、下が供用開始された上り線である。
平成22年5月16日時点での蒲(空)第一踏切。通過中の電車はエアポート急行の新逗子行き。品川方面への列車は高架橋を通過するが、横浜・新逗子方面への列車はこの通り地上を通過する。反対に、品川方面から羽田空港への列車は地上、新逗子・横浜方面から羽田空港への列車は高架となる。
全面高架化完成当日(平成24年10月21日)の空港線高架橋の模様。同日供用開始した上部の高架橋を羽田空港行き列車が通過している。この部分は単線並列となっており、双方の高架橋を両方面行きの列車が走る。高架橋の真下にある蒲(空)第一踏切も同日廃止されたが、長年の習慣からかついつい一時停止してしまう車の姿も目立った。
切欠き式の2番線ホームに到着した品川発京急蒲田行き普通列車。この2番線と5番線はホームの横浜方にあり、通常の停車位置とはけっこう離れている。乗る予定の普通列車の発車番線を掲示板でよく調べずに6番線でボーっと待っていると、乗りたかった列車が目の前を通過して行ってしまうこともあるので注意が必要である。
配線の関係上、羽田空港行きの列車は2階の4番線ホームと3階の1番線ホームの双方から発車する。乗客にとってはかなり分かりづらい状況なので、次の羽田空港行きはどちらから発車するか案内する専用の電光掲示板も設置されている。
平成30年7月30日から9月17日まで、北斗の拳とのコラボ企画により「京急かぁまたたたたーっ駅」となっていた時の駅名看板。

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