上野毛駅

東急の父のコレクションが並ぶ、五島美術館の最寄り駅


新駅舎正面口
反対側にある北口との間には屋根がかけられている

北口の環八通りに面した出入口

現北口の地点に建っていた旧駅舎
【歴史】

 上野毛駅は昭和4年、目黒蒲田電鉄が自由が丘〜二子玉川間を開業させたのと同時にできた駅。

【ホーム構造】

 ホームは島式1面2線構造。駅の二子玉川寄りで環状八号線と交差するためにこの付近は掘割になっており、ホームは駅舎よりも建物2階分ほど低い場所にある。上り線側にのみ通過線を備えており、等々力駅の地下化完成まではこの駅で急行列車の待避が行われる。ホームと改札階を結ぶエレベーター・エスカレーターは、平成19年12月の新改札供用開始とともに設置された。

【改札口・出口】

 改札口・出口は、正面口と北口の2カ所。北口は、かつて旧駅舎が建っていた地点に存在している。

【その他特筆事項】

・駅の近くにある五島美術館は、東急の創始者である五島慶太(ごとう けいた 1882〜1959)がコレクションしていた古美術品を展示する美術館。彼が没した翌年の昭和35年にオープンした。

・平成23年3月に完成した駅舎は、副都心線渋谷駅も手がけた安藤忠雄氏の設計。線路を跨ぐ橋を挟む形で正面口駅舎と北口駅舎が建っているが、そのふたつの駅舎が中心に穴が開いた大きな屋根でつながっている。

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駅データ

駅名の読み かみのげ
開業年月日 昭和4(1929)年11月1日
所在地 東京都世田谷区上野毛1丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 2万826人(平成19年度)
所属路線 東急大井町線
乗り入れ路線 東急大井町線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 OM14
のりば案内 1番線…大井町線下り(二子玉川・溝の口方面) 次は二子玉川
2番線…大井町線上り(大岡山・大井町方面) 次は等々力
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 なし
駅内設備 なし
主な併設施設 なし
主な周辺施設 多摩美術大学
五島美術館…東急の創始者五島慶太(1882〜1959)が収集した古美術品等を展示する美術館です。
大東急記念文庫
上野毛自然公園

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 ホーム(掘割内)⇔正面口改札階(1F) ※平成19年12月20日設置
改札外 改札が1Fにあるため、不要。

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