犬吠駅
初日の出の日にはたいへん混雑する駅 関東の駅百選選定駅



駅舎正面 右にあるのは廃車体を利用した福祉喫茶

ホーム

駅舎内にあるぬれ煎餅の売店
【歴史】

 犬吠駅は昭和10年、臨時開設駅の燈台前駅として開業した駅。大正12年の銚子〜外川間開業時から犬吠という名前の駅はあったが、今よりも外川寄りにあったため燈台前駅の開業後は利用客が減り、昭和17年に廃止されてしまった。そのため、燈台前駅を犬吠駅と改称したのが現在の犬吠駅である。

【ホーム構造】

 ホームは地上片面1面1線構造。

【改札口・出口】

 改札口・出口は1カ所のみ。

【その他特筆事項】

・ポルトガル風の駅舎は平成2年に改築されたもので、2階建てのたいへん立派なもの。同時期に改築された銚子駅オランダ風待合室や観音駅スイス風駅舎は傷みも目立ってきているが、犬吠駅の駅舎は手入れも行き届いていて綺麗である。駅舎内には銚子電鉄名物ぬれ煎餅の直売店があり、さらには手焼き体験コーナーというものまである。

・犬吠駅は関東最東端の犬吠埼の最寄り駅であるため、大晦日の夜から元旦にかけては初日の出を見に来る客で大混雑する。JRの臨時特急に合わせて銚子電鉄でも終夜運転が実施され、普段はのどかな銚子電鉄が首都圏の朝ラッシュ時並になる。犬吠埼へは、ここから徒歩5〜10分で着く。

・駅前広場には、ゲームソフト「桃太郎電鉄」とのタイアップ企画である「貧乏がイヌ像」がある。

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駅データ

駅名の読み いぬぼう
開業年月日 昭和10(1935)年8月14日
所在地 千葉県銚子市犬吠埼町
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 156人(平成16年度)
所属路線 銚子電気鉄道銚子電気鉄道線
乗り入れ路線 銚子電気鉄道銚子電気鉄道線
隣駅 君ケ浜 ← 犬吠 → 外川
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 昭和17年、燈台前(とうだいまえ)から改称(月日不明)
駅内設備 なし
主な併設施設 ぬれ煎餅売店
電車れすとらん かふぇ・ど・えがお…廃車になった電車を利用した福祉喫茶です。
主な周辺施設 犬吠埼灯台
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