元からあった2番線側の駅舎 |
後からできた1番線側の駅舎 |
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【歴史】
矢口渡駅は、大正12年11月の目蒲線全通時に開業した駅。このとき同時に開業した途中駅は武蔵新田駅だけで、鵜の木駅と下丸子駅は数カ月ほど遅れて開業した。
【ホーム構造】
ホームは地上相対式2面2線。上下ホームは完全分離されていて行き来ができないが、トイレは2番線にしかないので注意が必要である。駅長事務室も2番線側の駅舎にあるが、遠隔管理しているので駅員は無配置である。
【改札口・出口】
改札口・出口はホームごとに設けられている。いずれの改札も多摩川寄り先端部にある。
【その他特筆事項】
・駅名になっている「矢口の渡し」とは、昭和24年まで存在した多摩川の渡船である。今も残る江戸川の「矢切の渡し」に比べると知名度も低いが、かつて南北朝時代には合戦の舞台にもなった。
・漫画『釣りキチ三平』などで知られる漫画家の矢口高雄は、かつてこの駅近辺に住んでいたことから梶原一騎によってそのペンネームが付けられた。
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