九品仏駅

九品仏浄真寺の最寄り駅


線路と線路の間にある駅出入り口

駅舎を斜めから見たアングル
【歴史】

 九品仏駅は昭和4年、目黒蒲田電鉄が自由が丘〜二子玉川間を開業させたのと同時にできた駅。当駅開業前は自由が丘駅が「九品仏」を名乗っていたが、より九品仏に近い当駅ができたので駅名が譲られた。

【ホーム構造】

 ホームは地上島式1面2線構造。5両編成の大井町線電車に対して九品仏駅のホームは4両分しかないので、二子玉川寄りの1両はホームからはみ出して停車する。かつては同じ大井町線の戸越公園駅と、京急本線の梅屋敷駅もホームから電車がはみ出す駅だったが、それぞれ平成25年2月24日と平成24年10月21日に解消されたため、都内のハミ電駅は当駅だけとなった。

【改札口・出口】

 改札口・出口は1カ所のみ。この駅の駅舎は線路と線路の間にある特殊な構造である。

【その他特筆事項】

 駅名になっている「九品仏」とは、駅の北約100メートルのところにある浄真寺の別名。このお寺にある3つのお堂に、それぞれ3体ずつ計9体の仏像があることからその名が付いている。

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○九品仏駅一口メモ

線路と線路のあいだにある特殊な構造の九品仏駅だが、ここの踏切で平成15年10月、オセロの松嶋尚美が遮断機の内側で電車を待ち、危うく電車に轢かれそうになった事故が起きた。2つの踏切が連続しているため、どこが踏切の外側か内側か分からなくなったのが原因らしい。松嶋は自殺未遂と思われて警察に事情聴取を受け、新聞沙汰になった。ちなみに、事故の一部始終をなぜか中井貴一が目撃していた。

駅データ

駅名の読み くほんぶつ
開業年月日 昭和4(1929)年11月1日
所在地 東京都世田谷区奥沢7丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 1万3647人(平成19年度)
所属路線 東急大井町線
乗り入れ路線 東急大井町線
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅番号 OM11
のりば案内 1番線…大井町線下り(二子玉川・溝の口方面) 次は尾山台
2番線…大井町線上り(大岡山・大井町方面) 次は自由が丘
発着する速達列車 なし
駅名改称歴 なし
駅内設備 なし
主な併設施設 なし
主な周辺施設 九品仏浄真寺

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 改札がホームに直結しているため、不要。
改札外 改札が1Fにあるため、不要。

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