都電荒川線(東京さくらトラム)その2
戸籍上の旧荒川線区間。熊野前から栄町まで。

熊野前 宮ノ前 小台 荒川遊園地前 荒川車庫前 梶原 栄町

都区内全駅ガイド


○熊野前停留所


三ノ輪橋行き方面ホーム
左側は日暮里・舎人ライナー熊野前駅

早稲田行き方面ホーム

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日暮里・舎人ライナーの熊野前駅はコチラ

駅名の読み くまのまえ
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都荒川区東尾久5丁目
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 昭和13年4月27日、熊ノ前(くまのまえ)から王電熊ノ前(おうでんくまのまえ)に改称
昭和15〜17年頃、現駅名へ改称
停留所設備 なし
主な周辺施設 東京都立保健科学大学
熊野神社跡
首都大学東京荒川キャンパス
補足説明 かつて熊野神社があったことから電停名がついたが、神社がなくなったのは明治時代なので、電停ができたときには既になかったことになる。停留所は尾久橋通りとの交差点にあり、熊野前陸橋が頭上を横切っている。この先小台までの2区間は併用軌道区間になるが、車道とのあいだは縁石で仕切られているので実質は専用軌道である。
平成20年3月30日に日暮里・舎人ライナーが開業し、熊野前電停は乗換駅としても機能することになった。平成29年3月26日、「首都大学東京荒川キャンパス前」の副駅名が与えられた。

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○宮ノ前停留所


三ノ輪橋方面行きホーム ここから小台までの併用軌道は、センターポール化がなされている

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駅名の読み みやのまえ
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都荒川区東尾久5丁目
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 なし
停留所設備 なし
主な周辺施設 尾久八幡神社…全国に無数にある八幡神社のひとつ。電停名の由来はここから。
東京女子医科大学附属第二病院
尾久警察署
尾久消防署
補足説明 駅前の八幡神社が停留所名の由来。熊野前からの併用軌道の途中にあるが、ここから小台までの1区間は架線柱がセンターポール化されている。

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○小台停留所


三ノ輪橋方面行きホーム 宮ノ前からのセンターポール区間はここまで

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駅名の読み おだい
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都荒川区東尾久5丁目
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 昭和6年頃、小台ノ渡(おだいのわたし)から現駅名へ改称
停留所設備 なし
主な周辺施設 尾久警察署
佐藤病院
補足説明 ここから先はまた専用軌道区間となる。と言っても、梶原あたりまでは公道に挟まれて走る。

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○荒川遊園地前停留所


早稲田方面行きホーム

あらかわ遊園内に保存されている6000型電車


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駅名の読み あらかわゆうえんちまえ
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都荒川区西尾久7丁目
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 昭和14年9月1日、荒川遊園地前(あらかわゆうえんちまえ)から尾久町六丁目(おぐまちろくちょうめ)へ改称
昭和40年9月15日、西尾久七丁目(にしおぐななちょうめ)へ改称
昭和58年(日付不詳)、現駅名へ改称
停留所設備 なし
主な周辺施設 あらかわ遊園
あらかわ遊園スポーツハウス
都営西尾久アパート
補足説明 あらかわ遊園は北へ約200メートル。

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○荒川車庫前停留所


早稲田方面行きホーム

車庫内風景

都電おもいで広場


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駅名の読み あらかわしゃこまえ
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都荒川区西尾久7丁目
営業形態 直営
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 昭和17年2月1日(不確定)、船方前(ふなかたまえ)から現駅名へ改称
停留所設備 都電定期券売り場
主な周辺施設 東京都交通局荒川電車営業所
都電荒川車庫
都電おもいで広場
補足説明 荒川車庫の目の前にあり、出入庫や乗務員交替も行われる。一部に荒川車庫前止まりの電車もある。三ノ輪橋行きのホームは降車ホームと乗車ホームが別になっている。
車庫入り口右側には、平成19年5月26日に開設された「都電おもいで広場」がある。PCCカーの愛称を持つ5500形5501号と、学園号の愛称を持つ7500形7504号が保存されており、土日祝日の10時〜16時の間のみ開放されている。ただ、閉鎖日でも外から中をうかがうことは可能。

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○梶原停留所


早稲田方面行きホーム

ホームに向けて店を開けている「梶原書店」

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駅名の読み かじわら
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都北区堀船3丁目
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 なし
停留所設備 なし
主な周辺施設 都電もなか本舗「明美」
補足説明 明治通りとの交点に停留所はある。信号待ちをするため、ほかの停留所よりも停車時間が長くなることが多い。また、早稲田方面行きホームに隣接して「梶原書店」という本屋さんが店を開けている。都電のホームで直接新聞や雑誌が買えるのはここだけ。

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○栄町停留所


早稲田方面行きホーム

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駅名の読み さかえちょう
開業年月日 大正2(1913)年4月1日
所在地 東京都北区栄町
営業形態 駅員無配置
徒歩連絡が可能な駅 なし
駅名改称歴 昭和28年(日付不詳)、飛鳥山下(あすかやました)から現駅名へ改称
停留所設備 なし
主な周辺施設 東京書籍印刷
補足説明 小台からずっと線路は公道に挟まれてきたが、梶原を過ぎるといつの間にか道路は姿を消し、完全な専用軌道になっている。栄町を出ると間もなく東北新幹線の高架下に潜り込み、しばらく並走すると王子駅前に着く。

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