二重橋前駅

皇居外苑の最寄り駅


丸の内マイプラザに併設の3番出口

和田倉門交差点にある6番出口
後方には東京駅丸の内口が見える

5番出口
【歴史】

 二重橋前駅は、千代田線大手町〜霞ヶ関間が延伸した昭和46年に開業した駅。

【ホーム構造】

 ホームは島式1面2線構造で、地下2階にある。ホームと改札階を結ぶエレベーターは設置済みである。

【改札口・出口】

 改札口は、エレベーター専用改札を含めた3カ所。その他、今は使われていない閉鎖された改札が1カ所ある。出口は1〜7の7カ所で、地上行きエレベーターは3番出口と5番出口に併設されている(詳細は下記別表参照)。

【その他特筆事項】

 二重橋駅は東京駅にほど近い。千代田線沿線から東京駅に行く場合、わざわざ大手町駅で丸ノ内線に乗り換えるよりも、二重橋前駅から歩いたほうが便利だったりする。 平成19年4月の新丸の内ビル改築に伴い、行幸通りの地下に東京駅と二重橋駅・都営三田線大手町駅を結ぶ新しい通路「行幸地下通路」が開通した。これにより、二重橋前駅から東京駅まで、雨の日でも濡れずに行き来することが可能になった。なお、この地下通路はギャラリーも兼ねており、美術展が開催されている。

・平成30年3月17日より、「〈丸の内〉」の副駅名が定められた。

周辺地図はコチラ(詳細) (広域)

駅データ

駅名の読み にじゅうばしまえ
開業年月日 昭和46(1971)年3月20日
所在地 東京都千代田区丸の内2丁目
営業形態 直営
1日の平均乗降客数 2万8318人(平成19年度)
所属路線 東京メトロ千代田線
乗り入れ路線 東京メトロ千代田線
徒歩連絡が可能な駅 東京駅(JR線 東京メトロ丸ノ内線)…4・5・7番出口を出て東へ約200メートル。京葉線なら1番出口。行幸地下通路の開通により、東京駅と地下で直結した。
大手町駅…地下通路でつながっている。
日比谷駅…地下通路でつながっている。
地下鉄駅番号 C10
のりば案内 1番線…千代田線下り(代々木上原・本厚木・唐木田方面) 次は日比谷
2番線…千代田線上り(綾瀬・我孫子・取手方面) 次は大手町
発着する速達列車 急行 通勤準急 準急(千代田線内は各駅停車)
駅名改称歴 なし
駅内設備 なし
主な併設施設 なし
主な周辺施設 皇居外苑
丸の内ビル
丸の内マイプラザ

改札口・出口情報

改札口
皇居・二重橋方面改札 地下1階、ホーム代々木上原寄りの階段を上った先にある改札。1〜3番出口が近い。
東京駅方面改札 地下1階、ホーム綾瀬寄りの階段を上った先にある改札。4〜7番出口が近い。
エレベーター専用改札 地下1階にあるエレベーター専用改札。切符売り場や精算機はないので注意。
出口
1番出口 千代田区丸の内2丁目1番地。京葉線東京駅はコチラ。
2番出口 千代田区皇居外苑1番地。皇居外苑、二重橋はコチラ。
3番出口 千代田区丸の内2丁目1番地。丸の内マイプラザに併設。改札階行きエレベーターあり。
4番出口 千代田区丸の内2丁目2番地。東京駅丸の内南口はコチラ。
5番出口 千代田区丸の内2丁目3番地。改札階行きエレベーターあり。
6番出口 千代田区皇居外苑1番地。皇居坂下門はコチラ。
7番出口 千代田区丸の内2丁目3番地。東京駅丸の内中央口はコチラ。

エレベーター情報 (バリアフリー達成度 

改札内 ホーム(B2F)⇔エレベーター専用改札(B1F)
改札外 改札階(B1F)⇔地上3番出口 ※このエレベーターは丸の内マイプラザ内にある。
改札階(B1F)⇔地上5番出口

二重橋駅写真ギャラリー

 駅名になっている二重橋(上写真)は、皇居の正門の先にある橋の名前。正門は通常天皇・皇后両陛下専用の出入口であるため、一般人は皇居一般参賀など特別なときにしか渡ることはできない。

 よく、下写真に映っている橋が「二重橋」だと誤解されることが多いが、この橋は二重橋ではなく「石橋(せっきょう)」という。橋が二つ並んでいるから「二重橋」だと解釈している人もいるが、それも誤りである。本来の二重橋は、石橋の後方にある。ちなみに、これらの橋が架かっているお濠の名前は「二重橋濠」である。

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