麻布十番駅 平成12年以前は「陸の孤島」と呼ばれた街の駅
【歴史】 麻布十番駅は、平成12年9月の南北線目黒〜溜池山王間延伸時に設けられた駅。同年12月には大江戸線も乗り入れ、乗換駅となった。それまで麻布十番地区は、山手線の内側にもかかわらず「陸の孤島」と揶揄されてきが、地下鉄両線の開通をもって交通の不便さが一気に解消した。 【ホーム構造】 ホームはいずれも島式1面2線構造で、南北線は地下3階、大江戸線は地下6階に発着する。ホームと改札階を結ぶエレベーター完備。 【改札口・出口】 改札口は両社とも1カ所ずつで、東京メトロの改札は地下1階、都営の改札は地下4階にある。出口は1〜7の7カ所(詳細は下記別表参照)。 【その他特筆事項】 ・大江戸線の麻布十番駅には、「株式会社DHC」という副駅名広告がある。「○○前」ではなくて会社名そのものズバリの副駅名広告は珍しい。ちなみにDHCは今では化粧品メーカーとして名高いが、元々は翻訳業を本業(現在も業務は行っている)としていた。DHCとは「大学翻訳センター」の略である。 周辺地図はコチラ(詳細) (広域) |
駅データ
駅名の読み あざぶじゅうばん 開業年月日 東京メトロ…平成12(2000)年9月26日 都営…平成12(2000)年12月12日 所在地 東京メトロ…東京都港区麻布十番4丁目 都営…東京都港区麻布十番1丁目 営業形態 東京メトロ、都営ともに直営 1日の平均乗降客数 東京メトロ…4万125人(平成19年度) 都営…3万1603人(平成18年度) 所属路線 東京メトロ…南北線 都営…大江戸線 乗り入れ路線 東京メトロ南北線 都営大江戸線 徒歩連絡が可能な駅 なし 地下鉄駅番号 N14 E23 のりば案内 東京メトロ1番線…南北線下り(赤羽岩淵・浦和美園方面) 次は六本木一丁目
東京メトロ2番線…南北線上り(目黒・日吉方面) 次は白金高輪
都営1番線…大江戸線左回り(大門・両国方面) 次は赤羽橋
都営2番線…大江戸線右回り(六本木・都庁前方面) 次は六本木発着する速達列車 東京メトロ…急行(東急線直通 南北線内各駅停車) 駅名改称歴 なし 駅内設備 都営定期券売り場 主な併設施設 なし 主な周辺施設 善福寺
オーストラリア大使館
大韓民国大使館
オーストリア大使館
シンガポール大使館
東京簡易保険事務センター
出口情報
1番出口 | 港区麻布十番2丁目21番地。南北線改札階⇔地上間エレベーターあり。 |
2番出口 | 港区麻布十番4丁目4番地。 |
3番出口 | 港区東麻布3丁目9番地。 |
4番出口 | 港区麻布十番2丁目1番地。 |
5番出口 | 港区麻布十番1丁目10番地。南北線改札階⇔地上間エレベーターあり。地下1階南北線改札階と、地下4階大江戸線改札階を結ぶエレベーターも付近にある。5a・5b出口に分かれている。 |
6番出口 | 港区東麻布3丁目8番地。 |
7番出口 | 港区麻布十番1丁目4番地。 |
エレベーター情報 (バリアフリー達成度 東京メトロ…◎ 都営…◎)
改札内 | 【東京メトロ】 南北線ホーム(B3F)⇔南北線改札階(B1F) 【都営】 大江戸線ホーム(B6F)⇔大江戸線改札階(B4F) |
改札外 | 南北線改札階(B1F)⇔地上1番出口 南北線改札階(B1F)⇔地上5番出口 大江戸線改札階(B4F)⇔南北線改札階(B1F) 備考:改札外のエレベーターは両社共用である。大江戸線から地上に出る場合は、いったん南北線改札階に上るエレベーターに乗ったあと、1番出口及び5番出口のエレベーターを利用できる。 |